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身体を「作り直す」のをやめて、「使いこなす」ことにした話

気がつけば、この業界に身を置いて17年が経ちました。

芸歴で言えば、そろそろ中堅からベテランの域に入ってきた頃合いでしょうか。

長く臨床の現場に立ち、多くのお客様の身体に触れる中で、私の中でひとつの確信めいた考えが生まれました。それは、

緩めるだけでは、身体の根本的な変化を起こすのは難しい

ということです。

そこで私はこれまで「整体×トレーニング」を主軸に置いてきましたが、ここで大きな壁にぶつかりました。


いわゆる「筋トレ」は、奥が深くて難しいのです。ある程度の体力レベルがないとスタートラインに立つことすら難しく、何より「効果の実感」までに時間がかかります。


「作り直す」のか、「使いこなす」のか

なぜ筋トレは実感が遅いのか?

それは、筋トレの基本的なメカニズムが

「破壊と再生」だからです。

筋肉に負荷をかけて一度壊し、回復させることで強くする。つまり、家で例えるなら「建て替え工事」です。当然、工期(回復期間)が必要ですし、実感できるまでのタイムラグが発生します。

対して、私が昨年から本格的に導入したピラティスは、コンセプトが全く異なります。

ピラティスは、身体を「作り直す」のではなく、

「今ある身体を使いこなす・上手に乗りこなす」

ためのメソッドです。


脳からの指令をスムーズにし、眠っていた神経をつなげる。これは家の建て替えではなく、

「OSのアップデート」に近い感覚です。

だからこそ、実感が早いのです。

感覚の良い方であれば、終わった瞬間から

「あ、身体が軽い」「動きやすい」と変化を感じていただけます。


整体屋として「実感」を大切にしたい


一度壊して強く作り直すこと(筋トレ)と、あるものを上手に使いこなすこと(ピラティス)。

どちらが優れているという話ではなく、これは「コンセプトの違い」です。

ただ、整体を探していらっしゃるお客様にとって、まず大切なのは

「身体が変わったという実感」

だと考えています。

だからこそ、より基礎を整えるのに向いているマシンピラティスを選びました。


中でもBASEで、導入している

「ENCOMPASS(エンコンパス)」

というマシンは、ピラティスマシンの中でも特に「重力下での身体コントロール」を引き出すのが得意です。


私たちは直立二足歩行である以上、常に「重力」と「姿勢」の問題から切り離せません。

このマシンは、立っている状態に近い負荷をかけながら動けるため、終わった後に立った瞬間、そのまま日常生活への変化が出やすいのが特徴です。


外傷以外の身体の痛みは、そのほとんどが生活習慣が原因であり、つまりは「姿勢の崩れ」の話に行き着きます。

辛いトレーニングで身体を「強化」するよりも、まずは今ある身体をバランス良く「使えるように整える」


これが、17年やってきた整体屋としての最適解だと思っています。

 
 
 

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© 2021 by BASE.Mie Suzuka

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