大寒波到来。強火で焼いた肉と「仙骨」の話
- 『べ』の人

- 1月21日
- 読了時間: 3分
大寒波がきますよ、って事で。
昨日のインスタのストーリーズで
「腰痛持ちの人は、とにかく腰を温めて!」
という注意喚起をしました。
具体的には「仙骨(お尻の真ん中)」を温めましょう、という内容だったんですが、この「温める」という行為。
僕の経験上、
シンプルかつ低リスクで、効果は絶大
だと思っています。
まず大原則として、筋肉というのは冷えると機能が低下します。
これはなんとなく皆さんも感覚でわかっていると思います。
機能が低下するとどうなるか?
動く範囲、すなわち「可動域」が狭くなるわけです。
筋肉には、伸びたり縮んだりすることで血液の循環を助ける「ポンプ」のような効果があります。
ところが、冷えて筋肉が固まると、このポンプの動きが小さくなってしまいます。
・ポンプが動かない
↓
・血液を運べる量が減る
↓
・さらに冷える(血流不良)
という悪循環になってしまうんですね。
手っ取り早い対策として「動かして自家発電する」のもいいんですが、痛い時は動かせませんよね。
それよりもシンプルな手段として、まずは外から温めてあげる。
そうすると血流が良くなり、可動域も復活してきます。
こういう話をすると、よく聞かれるのが
「じゃあ、カイロを貼ったらいいですか!?」
という質問です。
ここが今日の重要ポイントなんですが…
実はカイロは「温める」というよりも「熱を持つ」道具なんです。
あれは化学反応で熱を生む仕組みなので、最高温度は65℃近くまで上がることがあります。
これだと「温める」を通り越して、皮膚にとっては刺激が強すぎる(熱すぎる)んですね。
例えるなら、ステーキ肉の焼き方と同じです。
大きい肉を強火で焼くと、外は焦げているのに中は生のままですよね?
逆に、弱火でじっくり焼けば、中までしっかり火が通ります。
人間の身体もこれと同じ理屈です。
カイロ(強火)だと、身体の芯が温まる前に皮膚表面が熱くなってしまい、脳が「あつい!」と反応して防御してしまうことがあります。
僕らがやりたいのは、「弱火でじっくり中まで火を通す」ことなんです。
なので、理想論を言えば「湯たんぽ」が最高です。
当院(BASE)では『CLO'Z(クロッツ)』さんの「やわらか湯たんぽ」を使っていますが、これは本当にじんわりとした温かさが持続します。

湯たんぽはお湯を沸かすのが面倒…という方には、
レンジでチンして使う「小豆のチカラ」や、火力調整が可能な「電気座布団」などが手軽でおすすめです。
もちろん、カイロがダメなわけではありません。
外での作業や、極寒の中に長時間いる時に「冷やさない(保温する)」目的で使うなら、カイロは最強の味方です。
・芯から緩めたい時は、湯たんぽ(弱火)
・外で冷やしたくない時は、カイロ(保温)
こんなふうに、適材適所で使い分けてみてください。
ではまた。







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