【裏話】「肩甲骨はがし」は嘘?危険?業界の“正義”がぶつかる話。
- 『べ』の人

- 1月15日
- 読了時間: 3分
どうも、「べ」の人です。
ブログ再開1発目から、いきなり【裏話】でございます。
まあ、そんなに目立つ媒体じゃないのでね、初回からアクセル全開で参ります(笑)。
さて、今日は「肩甲骨はがし」の話。
これについては、以前インスタのリール動画でも触れました。
▼ インスタはこちら
動画では、
「肩甲骨を物理的にバリバリと剥がすわけではない」
「10年前にはそんな名前もなかった」
「肩甲骨の可動域を確保する施術を、誰かがそう名付けたキャッチコピーである」
という話をしました。
今日はその裏側にある、ちょっとした「業界の話」を深掘りします。
◆「肩甲骨はがし」は悪なのか?
SNSを見ていると、いろんな立場の方々がこんな発信をしているのを見かけます。
「肩甲骨なんて剥がれない!」
「肩甲骨はがしは危険だ!」
「医療的に意味がない!」
これ、見ている側からすると「えっ、じゃあダメなの?」って思いますよね。
でもこれ、実は『各々の立場で、各々が正しいことを言っている』だけなんです。
◆ポジショントークの罠
例えば、お医者さんが
「解剖学的に肩甲骨は剥がれませんよ。剥がれたらそれは骨折か脱臼です」
と言うのは、医学的な事実として正しい。
パーソナルトレーナーさんが
「肩甲骨を無理に剥がすと安定性がなくなって、余計に姿勢が悪くなるから良くない!」
と言うのも、トレーニングの観点からは正しい。
理学療法士さんが
「一時的に剥がしても、筋力が伴わなければすぐ戻るから意味がない!」
と言うのも、リハビリの観点からは正しい。
問題なのは、これらが「不特定多数のみなさん」に向けて発信されていることなんです。
各々の顧客や患者さんに向けたアドバイスであっても、ネットの向こう側でそれを見るのは、まったく状況の違う「あなた」かもしれません。
◆誰が、誰に向けて言っているのか
情報過多のこの時代、受け取る側が
「これは誰が、どの立場で、誰に向けて言っている言葉なのか?」
を精査しないといけないんです。
じゃあ、BASEの「肩甲骨はがし」はどうなのか?
これは「整体師」である私が、
「BASEに来てくれるお客様」に向けて発信しているものです。
うちにいらっしゃるお客様は、基本的にどこかが痛かったり、ガチガチに固まっていたりします。
そりゃあもう、肩甲骨の可動域は狭いし、胸椎(背骨)も全く伸びない状態です。
そんな方に対して、
「安定性が〜」とか「すぐ戻るから〜」なんて言ってる場合じゃないんです。
まずは固まったものを解放して、動ける状態(スペース)を作ってあげる。
そのための手段として、「はがす(=可動域を広げる)」という選択肢があるわけです。
◆昔、こんなことがありました
実はこの内容をインスタに投稿した去年、何がカンに触ったのか、ものすごい熱量の理学療法士さんからアンチのDMを頂きました(笑)。
そこで上記のように、
「ターゲットと目的が違うんですよ」
と丁寧に説明したら、即ブロックされまして。
ああ、この方は「各々の立場と、伝えたい先の違い」がわからない方なんだなぁと、思った次第です。
◆惑わされないで
ですのでね、これを見られている方は、
流れてくる情報が「今の自分の身体に当てはまるのか? 必要な情報か?」を一度考えてみてください。
特に身体のことに関しては、「絶対にダメ!」とか「これだけで治る!」みたいな極端なフレーズがバズる傾向にあります。
惑わされずに、一旦立ち止まって考えてから、情報を受け取ってみてくださいね。
じゃあ、今日はこんなところで。
では、また







具体的なエピソードって面白い(笑)
「自分が正しい」としか思えなくて、その正義をぶつけるしかできないって強すぎる。
そんな人に大事なからだを預けられないよねって思う。
肩甲骨って部分だけで身体の全てを判断せずに、人を観ること、全体を観ること、何を言わんとしているのか感じ取る感性を我々は育んでいきましょう♪